横浜市交通局ブルーライン

湘南台〜関内間の1号線と、関内〜あざみ野間の3号線が、一つの路線として運行される横浜市営地下鉄

後に、中山〜日吉間の4号線が開業する際、市営地下鉄が2路線になる事から、路線愛称が付けられる事となり、1・3号線がブルーライン、4号線がグリーンライン命名


因みに2号線の計画は、京急の輸送力増強、3号線の本来の目的地である本牧方面へは、みなとみらい線の計画で、それぞれ消えてなくなったそうな。

結局、3号線は、関内駅で1号線と直通運転を行う事となり、本牧方面との方向別ホームは、旅客活用される事はなくなちゃいました。

イメージは、銀座線と丸の内線の2路線が、方面別に同一の島式ホームに停車する赤坂見附駅みたいな感じ。


さて、ブルーラインは、全長40kmほどと、かなりの距離があり、所要時間短縮の為に、優等列車の設定が計画されています。

既に、東京都交通局新宿線や、東京メトロ副都心線で、急行が運行されています。

東西線にも快速があるけど、通過するのは地上部のみなので、この話題からは除外します。

又、都営浅草線内を、エアポート快速特急が、主要駅以外を通過するダイヤが組まれております。


では、ブルーラインではどうか?

予定される種別は、どうやら急行のようで、地下鉄を急行が走るなんて、それだけでもワクワクしてしまう♪


次に、設備面から見てみると、緩急接続や、通過待避出来るのは、上永谷と新羽のみ。

然し、これだけでは、大いなる時間短縮効果は生み出せそうにないか?

現在の設備で、湘南台発急行あざみ野行きと言う列車を想定してみると、立場や戸塚等に停車した後、上永谷で先着の普通列車に接続。

その後、上大岡や関内、桜木町、横浜、新横浜等に停車する事が考えられ、新羽でも普通列車に接続して先発する。

これだと、普通列車の接続待ちが長くなりそう。

東海道新幹線の『こだま』の所要時間が多いのは、速度が遅いのではなく、『のぞみ』や『ひかり』の通過待避等が多いからなんです。

しかも熱海駅は、それが出来ない2面2線の谷式なので、ダイヤ編成の際に、毎回熱海駅がネックになるそうな。


これらを総合すると、ブルーラインに急行列車を設定すると、普通列車の表定速度の減少や、本数の減便にもなりかねないが、待避線の新設は、多額の費用がかかるので、それはしないらしい。

3年間で2200万円を投じて、急行列車の運行を各方面から検討すると言う事なんだけど、そもそもそんなつもりで建設されてないから、相当難しい作業になりそうです。


因みに、前述の関内駅の方面別ホームを、緩急接続仕様に変更する事は出来ないかしら?


東京モノレールも、昭和島駅に待避線を作った事で、空港快速区間快速を運行する事が出来たから、ブルーラインだってきっと出来ると確信してます♪

急行の次は、新百合ヶ丘延伸だな☆