興味深い動き
西武鉄道の、特急レッドアローを、横浜まで運転させる計画があるらしい。
都市開発の一端を担う手段としての鉄道建設は、不動産事業と並行する路線拡大がほぼ出尽くしたとも言われる中で、次なる一手としての構想の様です。
さて、この話がぐいっと現実味を帯びるのが、東横線と副都心線の相互直通運転が開始された事。
レッドアローを運行する西武鉄道が、東京メトロ副都心線を介して、東京急行電鉄東横線と繋がった事により、横浜まで直通出来るようになったんですね。
因みに、東京都を発着する私鉄の殆どが、神奈川県に向かって走行します。
京成は、都営浅草線経由で羽田空港までは来てるけど、京急蒲田を越えて神奈川県内には、今は来てないか?
そして、自社路線が神奈川県内にはない東武は、半蔵門線との直通運転により、田園都市線経由で神奈川県に登場。
そしてそして!
副都心線経由で東横線に直通する事により、西武も神奈川県内を走り始めました☆
このルートで、横浜と西武秩父との間を、特急レッドアローで結ぼうと言うもの。
現在の車両は、非常用の貫通扉がない等、地下鉄線内を走行する仕様ではないのと、車両更新時期に来ている事から、新規の車両製造が必要となるそうな。
またもや因みに、先代の京成スカイライナーで、現シティーライナーのAE100形は、浅草線・京急乗り入れを見越して、貫通扉があります。
話を戻して、3代目レッドアローがデビューするならば、みなとみらい線の元町・中華街駅から、西武秩父駅を結ぶ、特急『ちちぶ』が運行される事になるかも?
またもや因みに、東急と西武は、伊豆の観光開発で、戦を繰り広げておりました。
その両社が、副都心線経由で繋がるのは、なかなかの出来事。
更に言えば、伊豆の戦では、小田急も関わってるのよね。
その話を、2010年にしています。
西武秩父〜箱根湯本直通特急なんて、この時に閃いてた事に驚き(笑)
ここで復活するのが、前述の京成AE100形。
地下鉄乗り入れ仕様であるので、都営浅草線を経由して、京急空港線に乗り入れ、羽田空港と成田空港を結ぶ特急列車ともなり得ます。
JRの成田エクスプレスの様に、京成高砂駅で、京成上野からのスカイライナーと併結して、成田空港へ向かうって事も可能か?
さてさてさてさて、秩父と箱根を結ぶ観光地連絡特急構想をもう一つ。
それが日光。
東武日光と箱根湯本を直通する列車をいろいろ考えたんだけど、なかなか繋がらない……