握手会のパターン

アイドルの握手会。

これほど緊張するものはありません。

何故なら、短時間で何を話そうか?何を伝えようか?と、頭の中でシミュレーションしながら臨むからですね。

では、何故かくも必死に話す事を考えるのか?

それは、これらのイベントが、大好きなアイドルと直接会話が出来る、数少ない機会であるからですね。

だから、ファンにとっての握手会は、握手会に非ず“会話会”と心得るんですが、主催者側の姿勢は、あくまでも“握手会”である為、ここに双方の認識に著しい乖離が生じます。


因みに、握手会には“敵”が多い。

アーティストとの間を隔てるテーブルは、この際は不問とします。

最大の敵は、背後にあり!

握手会が円滑に進行するように、参加者をスムーズに誘導する案内係。

な〜んて表現、ファンがする訳がない!!!

だって“敵”だもん(笑)


俗に“剥がし”と言われるこやつらは、握手会参加者にとって、最も倒したい敵とも言えます。

もっとも、本当に倒してしまったら、二度と握手会には参加出来ないでしょうけど(^^;)


さて、この剥がしは、アーティストの人数が増えれば、当然A・B・C・D・E・F……と、マドハンドの如く増えます。


んが!しか〜〜し!!

敵は我々の背後だけではなく、アーティストの背後にもいるんです。

その“伏兵”は、アーティストの背後に身を隠し、握手している手をひっぺがして、次へ送り出すと言う実に非情な任務を淡々と遂行しています。

ファンとしては、イベント全体の時間がどんなにかかっても、敵に邪魔されずに“常識の範囲内で(これ重要)”、ゆっくり落ち着いて二言くらい会話を交わしたい。

こう言う心理を、理解しようとは、決してしないだろうなぁ〜〜

握手会で“高速”なんて言葉は聞きたくない!

高速はダビングで十分だ(笑)


さて、この“魔のぶん投げ”は、時として、アーティストからも反感を買う場合もあります。

「ありがとうございます☆」
「頑張ってね♪」

このやり取りさえも成立させない事も存在する。

流し方が速過ぎる!と、ガキさんはスタッフに意見を述べた事があるそうな。

ファンがそうであるように、アーティストにとっても、我々の声や思いを直接聞ける貴重な機会である事に変わりはない訳で、それを“進行”を盾にして、無機質に送り流されては、どちらも楽しいイベントが台無しだ!


しかし……

ごく稀に、その非道な行いが、ゆるい時があり、そんな時は、何が起きるかと言いますと、客席から拍手と歓声が挙がるんですな!

やれば出来るのに、通常は反感を買う暴挙に終始するんだから、今後とも解り合える事はなさそうですな。


さてさて、そんな握手会での、あるパターンがあります。

前述の通り、こちらは会話したいが、背後からぶん投げられる為、リズムを崩すと、大惨事に陥ります。人数が多ければ、そのダメージは計り知れない……


サンシャインシティでのモーニング娘。握手会では、先頭と末尾の2人づつしか並び順の記憶がない。
真ん中は、あたふたと流されちゃうんで(^^;)


ここで、共通の例を披露。

今から6年前の2008年4月5日、よみうりランドでの℃-ute握手会にて。

並びは、℃-ute序列。

今日が誕生日だと、7人全員に伝えたかったが、えりとまいみぃでがっついたら、割と押してしまい、なっきぃ&愛理&ちっさー&まいまいとは、ほぼ一言しか言えず、最後の栞菜でようやく態勢を立て直して、再び誕生日だと伝える事が出来た。


なんて事象が、9nineでも起きます。

ちゃあぽんとうみにーで時間を使い、かんちゃんとヒロロで流され、うっきーで立て直す。

全く同じパターンです(笑)


後、待つ間に“台本”を練るものの、実際にはその通りに喋れない事はザラにあります。

ミュージカル楽しかったよ☆って、頭の中では言ってるのに、実際にはライブ楽しかったよ♪って言ってたり……


さてさて、今までの最多人数は、モーニング娘。でしたが、もし、アイドリング!!!全員と一斉に握手するとしたら、メンバーそれぞれに、台詞を変えて会話が出来るだろうか?SUPER☆GiRLSの12人にもそれが可能だろうか?

頭のキレがよくないと、敵と戦いながらの短時間での会話なんて、至難の業だ(◎o◎)

ハロプロみたいに付き合いが長い訳じゃないから、メンバー一人一人の特長を、全て把握してる訳じゃないから、ゆったりじゃなきゃ、楽しかった☆くらいしか言えないでしょうね。


そんな中、ゆったりで面食らったのが、bump.yとの握手会。

初現場となった、初握手でもあるカレンダーブック発売記念握手会にて。

背後の敵に引っ剥がされるなんて事もなく、二言三言話せましたねぇ♪


他にも、いろいろとありますが、今後も、握手人数と握手回数を増やしていきたいですね(^^)v